町と人を繋ぐ

作品紹介文

「 町と人を繋ぐ 」

新田喜子

定刻どおりに町と町を繋ぎ、交通手段の無い方々の足となっている列車。仕事が終わって疲れて眠る人、部活帰りの学生達、もしくは石巻に初めて訪れている人。たまたま座席が隣同士になり話が弾んだり。いろんな人の、いろんな想いを乗せて今日も黄昏の空に向かって全力前進。今も昔も変わらず列車は町と町、人と人を繋ぐコミュニケーションツールです。