PHOTO・NO・MAKI FESTIVAL

フォトノマキフェスティバルでは、日本を代表する写真家である立木義浩氏、50年以上に亘って石巻地域を撮り続けて写真集「石巻」を出版した橋本照嵩氏、世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を行っている高砂淳二氏、エディトリアル、コマーシャルで活動する写真家宮原夢画氏、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている石川直樹氏、気鋭の女性写真家田頭真理子氏の6名の著名写真家を迎えワークショップ形式のフォトセッションを実施しました。

WORKSHOP REPORT

Session3 「高校生写真講評会!」
講師:立木義浩

撮った人の気品を

12月17日、冬の石巻に立木義浩氏を迎えワークショップを開催させていただきました。
震災後から継続している「高校生との時間」は、今年も宮城県内の高校生を対象として開催されました。年々、レベルを上げていくためにも思考を凝らし、立木氏にアドバイスをしていただくための準備を進めてきました。各高校の先生方には大きなご協力と様々なアイデアをいただき2日間の開催となりました。
高校生写真講評会!

初日は撮影会。石巻桜坂高校の講堂に参加者約50名の高校生と先生方が集まりました。昨年までは 石巻市内中心部を歩いて回るコースでの撮影会でしたが、今年は、学校ごとに撮影場所を自由に決めて行いました。 その分 一人一人の目線や視点を重視できる撮影時間の確保ができたと感じています。

2日目、朝から互いに声を掛け合いながらテキパキと動く生徒達。準備の係、荷物の運搬、受付をスムーズに手伝ってくれます。どんな状況下の生徒にも同じように写真と関わる時間を作ってあげたいという先生達の願いも感じました。

今回は 一人5枚の写真を選んで持参。立木氏によりその中から一枚の写真に絞られ、アドバイスは始まります。高校生の写真を一枚一枚とても丁寧にみていただきながらもスピーディに進行しながらもひとりひとりに話かけ写真を通じた対話の時間はとても深いものです。それが写真家立木義浩氏!
高校生写真講評会!

写真とは「発見と観察」。言葉だけではなかなか染み込んでこない実感ですが時間いっぱいに写真を通し具体的に語られた人間の感情やものの見方、生き方。かけがえないお話でした。
高校生写真講評会!
突然 スクリーンに映る姿が面白い!とお話中に写真を撮る場面も。「リアリティーではなくても生活の中の小道具はたくさん使える」と実演して見せてくださいました。

とっても緊張していた参加者にもその凄みは伝わっており、「お会いできるなんて信じられない。」「どんな言葉もいただけるのが嬉しい。写真を見て欲しい」と意欲的な行動が増えた今年のワークショップでした。
「最高のパフォーマンスは、考えている時ではなく、細胞がそうさせる時。撮っている人の気品が含まれているとよいね。」と言う言葉がとても印象的でした。
最後、「一緒に写真をとってください。」と声をかけるまでにドキドキして時間のかかった女子高校生。なんと、立木氏に撮影していただきました!
高校生写真講評会!

Session 3)「高校生写真講評会!」

講師:立木義浩

日時:2017年12月17日(日)

立木義浩

宮城県内の高校生(写真部)を対象として開催。
16日は石巻・女川・東松島にて写真撮影会、17日には写真家 立木義浩氏を迎え、一人一人に写真講評をしていただきます。

時間:13時00分〜17時00分
集合場所:みやぎ生協 アイトピアホール
参加費:無料
参加者:宮城県内高校生