PHOTO・NO・MAKI FESTIVAL

フォトノマキフェスティバルでは、日本を代表する写真家である立木義浩氏、50年以上に亘って石巻地域を撮り続けて写真集「石巻」を出版した橋本照嵩氏、気鋭の女性写真家田頭真理子氏、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている石川直樹氏、エディトリアル、コマーシャルで活動する写真家宮原夢画氏、5名の著名写真家を迎えワークショップ形式のフォトセッションを実施しました。

WORKSHOP REPORT

Session1 「お母さんのための携帯電話教室」
講師:橋本照嵩

「お母さのための携帯写真教室」が好評!

「お母さんのための携帯写真教室」は、フォトノマキの作品募集期間に橋本照嵩氏を講師にお迎えして開催しているワークショップです。

フォトノマキフェスティバルでは、約1年間をかけて写真作品の募集を行っています。募集の締め切りから、パーナメント発表、授賞式、街中展示を経て、また次の1年間の募集を実施することによって、東日本大震災後の街や人の「今」を写真で撮る作業を、みなさんと一緒に行おうというのが、このコンテストです。
橋本氏は石巻のご出身で、震災の直後からずっとカメラを人や人の暮らす場所に向けていらっいます。仮設住宅の中を、現実に目を背けることなく自転車を走らせていらっしゃいました。
お母さんのための携帯電話教室の様子

このワークショップは仮設住宅で始めたことをきっかけにスタート。今年も2回開催されています。
お母さんたちは、身近な携帯電話で私たちが想像もできないような日常と石巻の今を写していらっしゃいます。
橋本氏は、お母さんの携帯写真を一緒に覗き込み、そこから本人が思いもしなかった良さを引き出してくださいます。
お母さんたちもだんだんと楽しくなって、中には「これ応募したい」とおっしゃるなど、たくさんの方々が写真の奥深さに触れ、より一層、魅了されています。
お母さんのための携帯電話教室の様子
お母さんのための携帯電話教室の様子

大切な家族、命をかけて産んだ子供、仮設住宅に暮らす現実、復興住宅への引越し、そして、かけがえのない日常...。
決してうまく撮ろうとしたわけではないけど一生懸命に撮られた写真一枚の力強さを、橋本氏は見逃すことなく評価してくださいます。
今年も多くの作品が、このワークショップを経て応募されています。昨年に引き続き、パーナメントへの入賞作品や受賞作品もうまれています。
お母さんのための携帯電話教室の様子
もちろん、参加できるはお母さんだけ!というわけではありません。男性の方も学生の方ももどなたでもみなさんで参加していただけますので、ぜひ気に留めておいてください。

Session 1)「石巻川開き」を携帯で撮ろう!

講師:橋本照嵩

日時:2016年7月16日(土)

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93回をむかえる石巻市の「川開き祭り」川の恵みに感謝するとともに、ご先祖の供養として始まったお祭りの花火大会での祭りの様子や花火の撮影ノウハウを石巻出身、50年間地元を撮り続けている写真家橋本照嵩さんが川開きの表情、人の表情、家族の表情を上手に撮る教室を開きます。

時間:10時00分〜11時45分
場所:みやぎ生協アイトピアホール 石巻市中央2-7-3
参加費:無料
参加定員: 30名

参加費:無料

Session1:募集終了

後援 石巻川開き実行員会

「お母さんのための携帯電話教室」

日時・場所:決定次第ご案内いたします
参加費:無料
申し込み不要

石巻出身で石巻を撮り続ける写真家 橋本照嵩氏によるお母さんを対象にした携帯電話での撮影教室。
今まで撮影した写真を見せて頂きながらアドバイスをします。その後実際に撮影を行い再びアドバイスをします。