PHOTO・NO・MAKI FESTIVAL

フォトノマキフェスティバルでは、日本を代表する写真家である立木義浩氏、50年に渡り石巻地域を撮り続け写真集「北上川」を上梓した橋本照嵩氏、気鋭の女性写真家田頭真理子氏の3名の著名写真家を迎え、ワークショップ形式のフォトセッションを実施しました。

WORKSHOP REPORT

Session2 「立木写真館」
講師 立木義浩
日時 2014年3月8日(土)
場所 石巻専修大学

兼ねてからの立木ファンをはじめ、写真を日々撮り続けている宮城県内の高校生やアマチュア写真家もなど約200名の方々にご参加いただきました。会場にはこの日のみ特別に1日だけの写真展も開催されました。「路上」と「春の爪痕」2つのテーマの写真を近い距離で皆様にみて感じていただくことができました。

ワークショップは3部構成で、1部は講演。世界の都市を撮えた写真を上映をしながらユーモアあふれたトークで参加者へ興味と笑いを誘い、写真とは何か、それはまさに生き方そのものであるという印象を残した有意義な時間となりました。
Session2「立木写真館」の様子1

Session2「立木写真館」の様子2
2部では公開写真講評を行いました。参加者にお持ちいただいた写真を鋭い観点から厳しくも優しい言葉でアドバイスをもらうことができました。その後の質疑応答でも参加高校生をはじめ多くの方々からの活発な質問に対し立木さんが感じた想いをストレートに応えてくださいました。
Session2「立木写真館」の様子3

さらに、3部ではポートレート撮影現場見学を体験。この日は牡鹿半島や石巻商店街、東松島在住の人々30人のポートレート撮影をおこないました。オルビスいつもプロジェクトからプロによるメークアップ、地元美容室プローバサラのヘアー協力のもと、生涯の記念となるすばらしいポートレート写真撮影が行われ、その場でキヤノンマーケティングジャパンスタッフの皆様によってプリントし手渡されていきました。普段とはまた違った変身をした自分自身を鏡で見て、少し照れくさそうにしながらも喜んでいる姿がみられました。写真を通じて繋がる大事を発見する豊かな一日でした。
Session2「立木写真館」の様子4
Session2「立木写真館」の様子5

Session 2)「立木写真館」 (トークショーおよびポートレート撮影見学)

日時:2014年3月8日(土) 講師:立木義浩

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日本を代表する写真家立木義浩氏が、多くの撮影から得た経験をもとにトークショーと、公開写真講評により「"今"を写すということ」へのアドバイスを行います。 またトークショー終了後希望者には立木氏によるポートレート撮影の見学会を行います。

時間:10時〜12時00分(参加者集合時間:9時30分)
※ポートレート撮影見学会は13時から
会場:石巻専修大学 5号館3階 5301教室 (宮城県石巻市南境新水戸1番地)
参加費:無料
参加定員:300名
機材提供・協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
メーク・協力:オルビス株式会社いつもプロジェクト

Session2:申し込み締め切り日
2014年3月3日(月)