PHOTO・NO・MAKI FESTIVAL

フォトノマキフェスティバルでは、日本を代表する写真家である立木義浩氏、50年に渡り石巻地域を撮り続け写真集「北上川」を上梓した橋本照嵩氏、世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を行っている高砂淳二氏、気鋭の女性写真家田頭真理子氏を迎えワークショップ形式のフォトセッションを実施します。

WORKSHOP REPORT

Session1 「高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る」
講師:高砂淳二
日時:2019年1月26日(土)、27日(日)
共催:石巻ダイビングサービス ハイブリッジ、海潜隊

自然と人間の関わり方を考える

女川駅前から、海に向かう1本の道に商店街並び始めて数年。海鮮のお店だけでなく、女川に昔からある飲食店や、土産物に加え、施設整備が進み地元のイベント開催も多くなりました。この商店街に加わったのは、石巻ダイビングサービス「ハイブリッジ」の高橋さん。震災後、石巻中心に拠点をつくって海に関わるあらゆることに携わっています。毎月継続して行う海浜掃除の実施「海さくら」の活動や、女川でのダイビングとショップの経営等、地元の漁師さんたちと密な関係を築きながら、海と人を結びつけています。
高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る

今回は、そんな高橋さんと高砂氏の出会いから2年。参加者のみなさんと一緒に女川の海に潜り、写真を撮るという貴重な会を開催することができました。加えて、東京からは震災以降牡鹿半島小渕浜中心に継続的に復興支援を続けてくださるダイビングショップ海潜隊の河野さんの心強いバックアップも合わさり、高砂氏は昨年に続き「自然と人との関わり方」を一緒に感じていけたらと故郷と地球全体に願いを込めた写真の日を迎えることができました。

海の中はとても色とりどりでテキスタイルなんだよ。
高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る 潜る前に高砂氏から聞いた言葉が耳に残ります。海の中、どんな色や形を実際にみて、その世界観を楽しんでいるのだろうなと想像していました。

高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る 高砂氏と一緒に女川の海中撮影ができるワークショップなど他にはないから、と各地から海と写真の好きな魅力的な方々が集まりました。遠くはなんとシンガポールからの参加者の方もおられ驚きましたが、特に会話を大切にした今回のワークショップ。1日目は2本のダイビングの後、牡鹿半島の民宿にて宿泊し、夜は高砂氏と写真交流会を行いました。2日目も2本のダイビングを実施後、写真講評会を実施して終了しました。なんと、今回は震災前に撮影した高砂氏の写真秘話の取材も入りNHK仙台のみなさんにもフォトノマキのワークショップに同行していただきました。

高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る

Session 1)高砂淳二さんと一緒に水中写真撮影会!宮城石巻・女川の海に潜る

共催:ハイブリッジ、海潜隊

講師:高砂淳二

日時:2019年1月26日(土)、27日(日)

高砂淳二

冬の海に潜り、高砂氏と一緒に水中の撮影会を行います。震災後、海の中も少しずつ豊かさを取り戻しつつあります。高砂氏の視点は、生き物を包み込む大きな海のさまざまな表情を見出してくれます。写真講座と一緒にお楽しみください。

集合場所:ハイブリッジ集合
集合時間:8時00分
宿泊 : あたご荘(予定)
参加費:65,000円(1朝食2昼食1夕食、宿泊、ダイビング費用込み)
参加人数:各日定員15名

注意事項:
・参加は申し込みが必要です
申込先:ハイブリッジ 0225-90-4416
・1日のみの参加も可能です。
・ドライスーツや、ダイビング機材に関してはお問い合わせください。

ワークショップ行程:
1月26日(土)
8:00 ハイブリッジ集合〜移動
9:00~ 2本ダイビング
13;00~ 昼食
14:00~ 写真振り返り
16:00 解散 あたご荘へ
18:30~21:00 写真交流と高砂氏を囲んで食事会

1月27日(日)
8:00 ハイブリッジ集合〜移動
9:00~ 2本ダイビング
13:00~ 昼食
14:00~ 振り返り/ 写真応募作業
解散